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浜松医科大学
耳鼻咽喉科・頭頸部外科について

輝ける未来のためにできること

浜松医科大学耳鼻咽喉科専門研修プログラム参加をご検討の皆様 



浜松医科大学は、穏やかな気候と緑に囲まれた静岡県浜松市北部に位置します。 

浜松医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科では、静岡県内14の関連施設に医局員を派遣しており、専門研修プログラムでは現在20の連携施設・協力施設でプログラム運営をしています。 


耳疾患に関して、中耳疾患、難聴、耳鳴、顔面神経麻痺、平衡機能障害を主に取り扱っております。我が科においては病院開設から星野知之名誉教授が中心となって取り組んで以来、現在に至るまで真珠腫性中耳炎などの複雑な手術に取り組み、また、耳管機能に注目して治療方針の決定に生かすなど、全国的にも非常に高い評価を受けています。幼少児の先天性難聴や中途失聴者などの高度難聴患者に対して人工内耳を積極的に行っており、年間数十例の手術を実施しています。 


メニエール病を初めとするめまい疾患に関しては、野末道彦名誉教授や峯田周幸前教授からの取り組みを継続して、通常の薬物療法では軽快しにくい難治例に対しても多方面からの治療を試みております。 


鼻科学は最近進歩の著しい領域です。副鼻腔疾患に対する手術では、内視鏡での低侵襲手術に取り組んでいます。副鼻腔炎や鼻腔内疾患のみならず、頭蓋底や傍鞍部などの副鼻腔周辺領域の病変に対しても低侵襲な内視鏡手術で対応可能な領域を広げていっています。 

アレルギー性鼻炎への治療では、舌下免疫療法や生物学的製剤など、以前とは異なるアプローチによる治療選択肢が登場しています。また、レーザーによる鼻粘膜焼灼、鼻腔形態の修正や後鼻神経切断など多方面からの治療を組み合わせて実施しています。 


咽喉頭領域に関しては、扁桃炎、扁桃肥大、声帯ポリープも数多くみられます。耳鼻科の代表的手術である扁桃摘出術(俗に扁摘)、声帯ポリープ切除などに加えて、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクになる睡眠時無呼吸症候群に対する手術的治療である咽頭形成術も、耳鼻咽喉科が関与することによって選択可能になる治療のひとつです。 


頭頸部悪性腫瘍に関しては、上顎癌、咽頭癌、喉頭癌、舌癌、甲状腺癌等があり、県内外から多数の患者が集まっております。形成外科が関与しての整容面や術後機能を考慮した遊離組織再建方法の進歩により、より治療成績のよい術式が選択しやすくなっています。また、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬の登場により、従来治療をあきらめていた症例に対しても治療選択肢を示し続けることが可能になってきています。 


嚥下改善・誤嚥防止に関して、手術治療を含めた治療選択肢を準備できるのも耳鼻咽喉科の強みの一つです。高齢化が進む現在では、嚥下機能に対する治療が、より良く生きるためにとても重要になってきています。 


研究では、主に頭頸部腫瘍の分野で最先端の研究をおこなっています。三澤清教授を中心に、分子生物学的な手法により癌の発生から転移までのプロセス解明をテーマに研究を進めています。また、講師、助教を中心として難聴遺伝子や各分野での手術方法についての検討などに関して研究を行い、学会発表及び論文執筆を行っております。 

これらの研究を発展させるため、大学院進学や国内外への留学を積極的におこなっています。 

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入局後の研修内容 

当方の専門研修プログラムでは、卒後3-4年目を、基幹病院である浜松医科大学医学部附属病院と常勤医4名以上の病院で1年ずつ研修して耳鼻咽喉科医としての基盤を築いた後、卒後5-6年目ではより常勤医3名の病院でより実践的に臨床経験を積み重ねていくようにプログラムを組んでいます。 

当医局の関連施設は、いずれの施設も各地域の中核になる総合病院であるため、どの施設でも症例内容の偏りなく、幅広く経験を積み重ねられることが特徴と考えています。 

また、興味の方向性によっては、静岡がんセンター・国立国際医療研究センター・自治医科大学・名古屋大学・藤田医科大学などでの専門的な研修へ進んだり、大学院入学など研究の道へ進むこともできます。 



当医局の研修プログラムへ関心を持っていただければ幸いです。 

当医局について詳しい話や不明な点を聞きたい、と御希望の方はe-mailでご連絡ください。 

e-mail:  orlhns@hama-med.ac.jp  (担当:今井篤志) 

【専門研修プログラム】

研修プログラムの詳細PDFです。ご覧下さい

履歴書

入局を希望される方は、以下のリンクから履歴書をダウンロードして、メールで提出してください(期限:2024年8月末)

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