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第70回中部地方連合会

皆様は学会と聞くと何を思い浮かべますでしょうか?

症例・研究発表やポスター発表、懇親会などを思い描く先生方が多いのではないかと思います。この夏、浜松医大主催で行われた第70回中部地方連合会は伝統ある学会ではありますが、通常とは一味違った内容で行われてきました。


1日目はアクトシティ浜松の中ホールで一般演題や特別講演などの口頭発表が行われました。質疑応答も盛んに行われ、今後期待される研究や珍しい症例など新たな知見を得ることができました。特別公演では浜松医大ナノスーツ研究部の河崎秀陽先生に御講演いただき、ナノスーツができるまでの経緯や今後の展望などをお話いただきました。ショウジョウバエの幼虫のコーティングからヒントを得て、できるだけ生きた状態に近い微細構造を電子顕微鏡下で観察できるようにしたという衝撃的な内容で、他大学の先生方からも注目を浴びていました。午後の懇親会では各大学の若手の先生達による出し物の発表会が行われました。今年は中部地域の13大学が参加し、「チョコレートプラネットのTT兄弟」を模した信州大学が優勝しました。浜松医大はBritain’s got talentで再ブレイクした「とにかく明るい安村」をテーマに三澤教授にもご協力いただき、見事準優勝となりました。コロナ明け3年ぶりの大会ということもあり大盛況でした。


2日目は浜松医大と天竜川沿いの野球グラウンドを借り、トーナメント戦で野球大会が行われました。早朝からグラウンド整備やテント設営を行い、晴天で熱中症アラートが出ている中、選手も応援も一丸となって頑張りました。貸し切りバスやキャンピングカーで来場された大学、また試合前のバント練習で高校球児並みに監督の指示が飛び交っている大学など気合の入りように驚きました。今年は信州大学、名古屋市立大学、三重大学が各グラウンドで優勝となり、三澤教授から賞状を授与されました。浜松医大も大健闘しましたが惜しくも準優勝となりました。手術室や外来診療では見られない先生方の意外な一面や、間近で見ないと分からないような細かな駆け引きなどを見ることができ、野球素人の私でもかなり楽しむことができました。


このように一風変わった学会ではありますが、出し物やスポーツを通して医局内の絆も深まり、また他大学とも親睦を深めることができました。ご興味のある先生方はぜひお声かけ下さい。

学会体験記(中部連合): 当校について

写真①:演芸大会

演芸大会.jpg
学会体験記(中部連合): 画像

写真②:野球大会

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学会体験記(中部連合): 画像

写真③:集合写真

集合写真.jpg
学会体験記(中部連合): 画像
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